Ubuntuの導入メモ-03

なんと申しましょうか、散々時間を掛けてインストール作業にいそしんだものの、得るところがあまりなく、少々涙目になっております。


結果から言えば、VMware Player上でのUbuntu7.10-jaの運用とWubiによるUbuntu8.04のローカルインストールにまではこぎ着けました。

ただ、Thinkpad T40上では、VMwareでのUbuntu7.10-jaは少々レスポンスが悪く、しかも負荷を掛けすぎなのか、まれにWindows2000ごと飛びます。*1


そこで、Wubiを使って、Windows2000上でのUbuntuのインストールに挑戦しました。しかし、Ubuntu7.04、7.10ともインストール終了画面までは行くのですが、肝心のログイン画面が立ち上がるはずのところでBlackOutという理不尽なことに。


ようやく、最新のUbuntu8.04&Wubiですんなりログインまで辿り着けました。
しかし、Ubuntu8.04はデフォルトでは日本語サポートがダメダメで、日本語キーボードも日本語変換もサポートしていません。もはや、どうやったか覚えていないのですが、日本語サポートパッケージ*2をガチャガチャと放り込み、システムのアップデートを繰り返したところ、どうにかなりました。
ここまでは、初心者の払うべきお勉強代ということで納得も出来るのですが、デフォルトのFirefoxのバージョンが3.0です。定番のAdd-onがさっぱり導入出来ません。日本語localeに切り替えるだけで一苦労でした。xpiを解凍して、バージョン対応部位を書き換えて動けばまだ良いですが、最近お気に入りのKeyconfig Add-onがそれでは動いてくれず途方に暮れて困り果て、ついに癇癪を起こしFirefox3.0のアンインストールに踏み切りました。


しかし、今度はインストールしたFirefox2.0.13に一切のAdd-onが導入出来ないと言う原因不明のバグに襲われます。
パッケージマネージャを用いたネットワークインストール時にパッケージが壊れています、などというメッセージから原因は見当が付きますが、Ubuntu歴一日の現状では、パッケージマネージャを用いずに新規パッケージインストールのやり方の見当が付かず、Firefox環境はへっぽこなままです。
また、Sambaを導入しようとしたら、クラッシュを繰り返して立ち上がらなかったり、デフォルトではPythonは入っていてもRubyが入っていなかったり*3、なにかとUbuntu8.04はアルファバージョンだけあってメインに使うにはエッジが効きすぎて、こなれていない感じですね。
ネットでの日本語ドキュメントもほとんど無いですし。


それに引き替え、VMwareでのUbuntu7.10-jaは速度とハードウェア対応を除けば中々良い感じでした。Firefoxも2.0でAdd-onもサクサク入ります。もうそれは喜び勇んで、システムのアップデートをしながら、FirefoxのAdd-onの設定に勤しみましたよ。


で、VMwareでのUbuntu7.10-jaで、システムアップデートしながらきっちり設定を終えたFirefox2.0ではてなダイアリーに経緯を書き込んでいるさなかに、つい先ほどWindows2000ごとぶっ飛びましてですね、マウス認識とネットワーク絡み、その他諸々がお亡くなりになりました。
環境設定に半日以上掛けた末のスタンドアローンでキーボードオンリーなUbuntuを目の前にして、呆然とした朝を過ごしております。


cf.
http://d.hatena.ne.jp/itiri/20080314/1205491325
2ch-Linux-Beginners - アットウィキ
orz

*1: CPU温度は55℃程度でブルースクリーンになるのは納得がいかないのですが、そろそろ再インストールの時期が来ているのかも知れません。

*2: 何故かほとんど同じ名前のものを二つ入れないとまともな環境にならなかった…。

*3: 入れましたけどね